ワイルド7(25)

植物園での激しい銃撃戦にやっとの思いで勝利したものの、飛葉は重傷を負ってしまった! そこを通りすがりのヤクザに助けられ、そのヤクザの通報によって草波やヘボピーたちも救われた。
飛葉にすっかり惚れこんだヤクザのテツは、親分の家で飛葉を静養させていたがそこにまでも『5本指』の魔の手が迫る!! 飛葉を戸板に乗せて隠した親分は日本刀で手首を切り落とされ、挙げ句一家は皆殺しにされてしまった…「地獄の神話」編、完結!!飛葉は銀行強盗の追跡中、誤ってバイクをダンプにぶつけてしまい、運悪くそのダンプが隣を走っていた幼稚園バスに追突してしまったことで、交通事故容疑の重要参考人として留置場に入れられてしまった! 実はそれは、悪の組織『肉鉄』がアメリカから迎え入れた『軍師』と呼ばれる人物抹殺のため、草波が仕組んだ芝居だったのだ。
飛葉は留置場を脱出して指名手配となり、そのまま『肉鉄』の一員として入り込むことに成功した。
『肉鉄』が飛葉の相棒となる『戦場の悪魔』を来日させた。
戦場の悪魔は警察の目をごまかすため仮死状態で棺桶に入れられて運ばれてきた。
ワイルド7たちはこの男を眠っている間に殺そうとしたが、目を覚ました悪魔にヘボピーが逆に殺されてしまった!! 一方、草波に呼び出された両国とオヤブンは、新ワイルドに狙撃され…非情にも草波は「お前たちがいつ死んでも代わりがあるってことわかったろ? 心配せず敵と刺し違えてこい!!」と言い放つのだった。
飛葉は『肉鉄』に潜入し、密かに組織の頭脳を担う『軍師』なる人物暗殺の機会を狙っていた。
ワイルド7の仲間たち、ヘボピー・八百・両国・オヤブンそしてユキは、肉鉄に無残にも殺されてしまっていた…今やワイルドは飛葉ただひとりなのだ。
ところがそれから数ヶ月後、意外にも死んだはずのメンバーたちそっくりなロックグループが現われた! 飛葉は彼らに大金を渡し、ニセワイルドに仕立てたある作戦を決行しようとしていた!!組織拡大のために『肉鉄』は、誘拐した40人の社長令嬢たちに時限爆弾を仕掛けた腕輪をはめ、それぞれの父親の経営する会社を乗っ取ろうとした。
特殊カーから発せられる超音波に誘発されてこの腕輪が爆発することを知り、草波は令嬢たちを外国へ逃がそうとしたが、不運にもその飛行機がハイジャックに遭ってしまった! 急行した飛葉が破壊したコンビナートから流出した石油は、空港周辺を火の海へと変えて、飛葉の行く手を阻んでいた!!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60011218